ビラーゴ250(1992) レギュレーター交換の話

ヤマハ ビラーゴ 250 電装系が最悪なことで有名です。

コード焦げたりカプラー溶けて隣同士の配線くっ付いちゃったりなんてのは日常茶飯事。

私のバイクも例外にあらず、上のような症状からいろんなトラブル続出で

もう「なんなんだよ!」ってことがよくありました。

こういった原因はレギュレーターが関係している(熱でやられる)ことが多い。

というか体験者としてそれ一択といっても過言ではない。

レギュレーターは3種類存在する

さて、ビラーゴ250のレギュレーターには大きく分けて3種類あり

巷では「前期」「中期」「後期」と呼ばれている。

前期/サイズも小さく放熱のフィンなどない通常ならリコール必至ブッ壊れ指数MAXの最悪な代物らしい

中期/前期よりちょっとマシになったようだが、個人的見解としては世に出してはいけないポンコツちゃんです

後期/前二作の悪いとこがちゃんと対策された神パーツ?(つか、これが標準でないといけないと思うが・・・)

 

で、私のビラーゴには中期タイプのレギュレーター搭載。

コヤツがほんとポンコツちゃんでトラブルばっかり引き起こし先日 完全に壊れてしまった。

なので後期タイプのを手に入れ交換してみた。

 

さて、なぜこんな記事を書いているかというと、、、

中期タイプから後期タイプに交換する時に配線に関してちょっと疑問に思ったことがあり、配線図手に入れたりネットなどでもいろいろ調べているうちに同じ疑問を持ってる人が他にもたくさんいるっぽいのでここで取り上げてみることにした。

交換作業 中期から後期へ

下の画像、これが取り外したレギュレーター。

汚いしコードぶった切った後なのでちょっとわかりにくいですが

手前左から茶×1、黒×1、赤×1 奥には白×3、計6本のコードがあります。

 

これを後期レギュレーターに交換するわけですがピン数が合わんのです(汗)

元々のは6ピン(中期)、しかし新しいのは5ピン(後期)、さあどうする?

まぁ、結論から言ってしまえば茶線を無視するです。

茶線はキ−ON時にプラス(赤)の補助的?な役割をするらしく、電圧低下対策で逆に上げにいくために存在するっぽい。でも下げないために上げる補助をするのはいいとしてそのせいで熱持って本体壊れてたら意味ないでしょ! そういうのを本末転倒というのだよ┐( ̄ヘ ̄)┌

 

後期タイプのレギュレーターから出ているピンは以下の通り。

真ん中の「ピンが出ていないところ」に茶を持っていきたい気分になるかもしれないがそもそもピン出てないし無視でOK!

これで問題なく走ります。

 

ちなみに中期レギュレーターは車体下部(バッテリーボックスの下あたり)にあります。

サイドカバーとチェーンカバー外し軽く地べた這わないと取りはずせません。

後期レギュレーターは左のサイドカバー内、中期のアース線が繋がっていた場所に取り付けます。

取り付けたレギュレーターに黒、赤、白3本繋いだらサイドカバーをはめ込んで完了。

※アース線はもともと1本ですが増設したため下の画像では2本になってます。

取り付け完了の画像のみで作業途中の画像は一枚もありません。
集合住宅の駐輪場での作業だったため人の目もあり可能な限り交換時間を短縮したかったのと手が油汚れでベトベトのギトギトだったのでスマホとか取り出して撮影したりする気になれなかった(-_-;)

 

中期レギュレーター搭載のビラーゴオーナーで電装系トラブル抱えて後期レギュレーターに交換しようとお考えの方

私と同じように茶色のコードをどうすればよいか迷われてここにお越しでしたらその線は繋がなくても大丈夫と思いますよー!

あ、前期(4ピンとのこと)から後期への配線は、現物持ってないし調べてもいないのでどうすればいいかわかりません(汗)

余談

純正品がクッソ高い!

YAMAHAパーツカタログによると¥16,000ほどする。

製品種別→排気量&車種選択→年式選択→エレクトリカル.1→レクチファイアアンドレギュレータアセンブリ→在庫確認で在庫の有無と価格が表示されます

 

で、アマゾンあたりで探してみたら下のような社外互換品が売られていた。

 

形は後期の神レギュレーターと同じだがおそらく中華製・・・

うーん、ちょっと信頼性に欠けるが、その価格 約¥3,000とかなり安い。

 

これでいいか・・・  うん、そうだな・・・   ポチッ・・・

 

トラブル解消のための交換なのに果たしてどれだけ持ってくれるか不安ではあるが、今のところ問題ないし調子良く走ってくれている。

そう、今のところは・・・


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