今回は「壬生義士伝〜新撰組でいちばん強かった男〜」というドラマについて
2002年にテレビ東京で放映された渡辺謙さん 主演の時代劇です。
南部盛岡藩を脱藩し新撰組に入隊した吉村貫一郎
他の隊士たちは命を失うことなど恐れぬなか 生きることに執着
なぜなら家族に送金するため死ぬわけにはいかなかったからだ
守銭奴・出稼ぎ浪人などと呼ばれるが剣の腕は新撰組で一番だったという
浅田次郎原作の長編小説
私は原作を読んでおらずまっさらな状態でドラマを見ました。
番組表から新撰組でいちばん強かった男という部分に興味があって録画。
このサブタイトルから、その男が剣を振るったときの強さがどれほどのものだったのかを前面に出してくるのかと思ってたんです。
こういう剣技を持ってて、相手が何人いてもこんな感じで打ち負かしてみたいな感じ?
まったくそうではなかった!
そんな安っぽいドタバタ活劇を想像した自分が恥ずかしい・・・
貧乏侍の吉村は家族を食べさせるために脱藩までするんです。
自分の身なりなどお構いなしで、周りから守銭奴と呼ばれても気にしない。
吉村にとっての義は家族、その家族愛に生きる姿が強く描かれていました。
もちろん剣の腕も大したものでむちゃくちゃ強かった。
しかし、それとはまた別の強さがサブタイトルに含まれていたのです。
泣きました! 号泣です!
何度見ても同じところで同じように泣ける
もうね、ルーティーンみたいになってますよ 笑
壬生義士伝は中井貴一さん 主演の映画もあるんですけど私はドラマの方が好きです。
ドラマ→映画の順で観たのですが、映画だけだとちょっと物足りない感じがしました。
まぁドラマの方は10時間くらいあったので仕方ないんですけど・・・
機会がありましたらぜひ観てみてください
たぶん涙腺崩壊します
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