docomoからMNPで楽天モバイルを契約してみた

妻がスマホを水没させました。

なので MNPで楽天モバイルに行きました。

 

これだけじゃいまいち話が見えませんね・・・

 

もうちょっと詳しく書きます。

MNPの発行から楽天モバイルとの契約までの手順なども交えて!

ちなみに即日持ち帰りが目的だったため店頭での契約手続きについて記してます。

 

前半は、楽天モバイル契約とは関係のない話ですので、お急ぎの方は下の目次から「docomoでMNPを発行してもらう」あたりまで移動してください。

 

docomoからMNPで楽天モバイルへの経緯

序章

私と妻は二人とも携帯を持ち始めた時から現在までずっとdocomoユーザーです。

フィーチャーフォンの時代まではdocomoオンリーだったのですが、スマホが世に現れ始めた頃からスマホ勧誘が凄まじく、しかし料金があまりにも高すぎて躊躇していました。

そのころに格安SIMの存在を知りdocomoには音声通話の契約だけ残し、IIJという格安通信業者とデータSIMの契約を結び、それと同時にIIJからSIMフリースマホを購入。

妻にも同じくdocomoフィーチャーフォンIIJ SIMフリースマホを持たせました。

 

その時から私も妻もいわゆる二台持ちという形でやってきていたのですが 先ほど書きましたとおり3日前に妻がスマホを水没させてしまいました。(通話用docomoフィーチャーフォンは無事です)

さて どうしたものか?

私の中では現在契約しているIIJで新しい端末と再発行SIMを手にいれるのがややこしくなくて良いかな?と思ったのですが、妻は IIJじゃなくてもいい、明日には(水没させた翌日には)新しいの無いと困るとナメたこと言うもんですからイラッとしながらも別の方法を考えたのです。

IIJ(アイ・アイ・ジェイ)はインターネットイニシアティブジャパンという老舗の通信会社です。「IIJmio」という名の格安SIMを展開しています。格安SIM黎明期からサービスを提供してきているのでまさにこの業界の草分け的存在ということになります。

なぜMNPしたのか?

妻から他にも条件あるのかを聞き出すと「もう二台持ちも嫌だ」とのこと

二台持ちが嫌で、IIJじゃなくてもよくて、明日中に手にしたい。

妻に聞く「なぁ、番号変わってもいいか?」 速攻で「変えたくない」

もうこの時点で二択ですよ。

1. docomo一本に戻す

2. MNPで他社に移り そこで1つにまとめる

MNP(モバイルナンバーポータビリティ)とは、現在契約している携帯会社から他の携帯会社に移っても電話番号をそのまま使い続けられる制度のことです。以前は携帯会社を変えると電話番号も変わってしまいましたのでそれを嫌う人は他社に移るのをためらってしまうことが多かったのですがこの制度のおかげでその問題が解決されました。

 

1の作戦、現在はdocomo withがあるので一応候補に挙げたのですが、以前のバカ高いプランと比べたら悪くはないんですけどそれほど魅力も感じないんですよねぇ

でもドコモなんだよなぁ なんたって大手だし・・・ どうしよう?

もう一度docomo withのプラン詳細をしっかり調べましたが、対象機種も料金も中途半端なのでやっぱりパスすることに。

docomo withは大手携帯電話会社のdocomoが格安SIMに対抗して打ち出した新料金プラン。対象の機種を使い続けることによって、選択したプランの基本料金から毎月1500円を永年割引きするというサービス。大手にしてはリーズナブルな料金設定に注目が集まっています。

 

ドコモ側で今月と来月がたまたま違約金がかからないタイミングだったこともあり、妻に2の方を提案することにしたのですが、転出先が大手キャリアでは本末転倒なので実店舗を持ち即日契約&即日持ち帰りのできる格安SIM事業者から選ばせることにしました。

実際いまどれだけの格安SIM会社が存在するのかよくわからなかったので いろいろ調べていくつかに絞りこみました。

その中から妻は少しも悩むことなく楽天モバイルにする!とあっさり

楽天ポイントを貯めるのが趣味みたいになってる妻なのでなんとなくそんな予感はしてましたが・・・

 

docomoでMNPを発行してもらう

翌日、朝から行動開始

まずはMNPの取得からです。

 

docomoでMNPを発行してもらうには3つの方法があります

1.ドコモショップに行く

2.ドコモ携帯から151(ドコモインフォメーションセンター)にかける

3.My docomoで自分で取得

私は3の方法を取りたかったのですが、妻がMy docomoのログイン情報をド忘れ・・・

お、お前はホントめんどくさいやっちゃな!

 

仕方がないので151にかけました。

151は9:00から受付開始だったので! ドコモショップは10:00・・・

オペレーターに転出の意思を伝えると案の定 docomo with を提案してきてけっこう引き止められましたが一回線残すんだからいいでしょ?的に断り10桁の番号を取得

ドコモでMNPを取得するベストな方法は「My Docomoで自分で取得する」です。24時間好きなタイミングで取れますし、引き止めにあわなくて済みます。
ドコモインフォメーションセンターでMNP発行をする場合、151にかけると自動音声ガイダンス開始。これ全部聞いてたら日が暮れるので次の手順でショートカットしてください。「151」にかける→繋がったら「4」(各種サービス案内)をプッシュ→切り替わったら「2」(MNPに関して)をプッシュ→オペレーターと話す、です。(2018年9月現在)

 

MNP取得後、妻と二人で楽天モバイルへ

なぜ私も一緒についていったかと言うと 携帯はすべて私名義での契約なのです。

万一また同じようなことになった時のことを考え名義変更してからMNPとも考えましたが、手順が1つ増えさらに時間も手数料もかかってくるのでそのまま私が契約するということにしました。

MNPは原則として契約者本人でないと取得できません。また移転先での契約も基本的にはMNP取得者と同一名義でないと受け付けてくれません。(委任状・その他書類を揃えれば対処してくれるキャリアもあるようですがここでは割愛します)

 

いよいよ楽天モバイルと契約

店舗に着くと大勢の待ち客がいました。

連休中だからか? それとも楽天モバイルってこんな人気なのか?

そんなこと考えながら番号札を取り 順番を待っている間に妻とサンプル機を触ったりプランをどうするか相談、やっと私たちに順番が回ってきたのは約2時間後でした。

担当してくれたスタッフはかなり説明の上手な人でこちらからの質問にもわかりやすく回答してくれた。

格安SIMのスタッフは質が悪いと何かで見たことがあったが私たちの担当者はそんなことはなかったです。

さて、最終的な機種選び&プラン選びまでは妻にさせて、その後の契約手続きで私の出番です。

 

楽天モバイルの料金プランは大きく分けて2種類

今回 契約した内容をザッと記しておきます。

まず、楽天モバイルの料金プランについて触れます。

料金プランは大きく分けて次の2つになります。

組み合わせプラン スーパーホーダイ  ※楽天モバイルサイトの各料金表ページにリンクしてます

 

料金以外のそれぞれの特徴を超シンプルにまとめてみました。

組み合わせプラン
SIMの種類は、データSIM、SMS付きデータSIM、音声SIMの3種類
データ容量は、常時低速通信のベーシックプラン、高速通信プランは3.1GB、5GB、10GB、20GB、30GBの5つ
各プラン最安料金 データSIM 525円〜、SMS付きデータSIM 645円〜、音声SIM 1250円〜
音声SIMは通話するたびに通話料金が発生する
※国内通話10分かけ放題のオプションをつけることが可能(850円/月)
ベーシックプランの通信速度は最大200kbps
音声SIMは12カ月目以内の解約に契約解除料9,800円が発生
データSIM、SMS付きデータSIMの最低利用期間はなし
基本料金を割引くサービスはなし
スーパーホーダイ
SIMの種類は、音声SIMのみ
データ容量は、2GBのSプラン、6GBのMプラン、14GBのLプラン、24GBのLLプランの4つ
各プラン料金 S:2980円、M:3980円、L:5980円、LL:6980円
国内通話10分かけ放題のオプションが最初から料金に含まれている
楽天会員は契約から2年間、月額基本料から500円を割引
※ダイヤモンド会員はさらに500円を1年間割引
長期割=2年契約/500円3年契約/1000円を月額基本料からそれぞれ割引
最低利用期間中は契約解除料9,800円が発生

選んだプランと契約年数

この中から私達(妻)はスーパーホーダイ 2GBプラン2年契約を選択しました。

スーパーホーダイ2GBプランの元の料金は月々2980円です。

私は楽天会員で ランクがダイヤモンド、そして2年契約にしましたので最初の1年間は月々1480円2年目が1980円で済むことになります。

2年間の平均は月々1730円、二台持ちの時と変わらないじゅうぶんな料金設定です。

スーパーホーダイに適用される各割引プランは「楽天会員か否か」「会員ランクは何か」「契約年数はどれを選ぶか」などで大きく変わってきます。楽天モバイルを契約しスーパーホーダイプランを選択するようでしたら最低でも「楽天会員」の500円割引を適用させることをお勧めします。会員には無料でなることができます。月々500円割引/2年間はやっぱり大きいですからね。

また、新たに端末も購入したのですが、楽天カードで端末を購入する場合は分割にしても手数料がかからないとの説明も受けました。

楽天カード所有が条件ですが 一括でも分割でも端末代に差が出ない点は良いですね。

端末の分割払いが出来るのはクレジットカードのみだそうです。月々の利用料金を口座振替やデビットカードで支払う契約にすると端末代は一括請求されるようですのでご注意ください。ちなみに店頭でのキャッシュ払いは受け付けてくれませんでした。

注意事項の説明時に私がちょっと気になった点

契約する上でその契約内容や注意事項などの説明を受けましたが、個人的に気になった点がいくつかありましたので記載しておきます。

けっこう重要なことからそれほど気にならないレベルのものまであります。

 

楽天モバイルの注意点
名義変更ができない

楽天モバイルではいったん契約すると名義変更できないそうです。
どうしても名義変更したい場合は、それが可能な他社に一度MNP転出するか、電話番号変わるの覚悟で新たに契約するしか方法はありません。
利用者登録

今回の私のように契約者が自分とは別の人間に携帯を持たせる場合、その利用者と契約者の住所は同一である必要があります。(免許証や保険証に記載の住所をそれぞれ確認されます)
ただし、二親等以内の親族に限り戸籍謄本により続柄が証明できればその限りではないそうです。
Jアラート未対応

楽天モバイルは、地震、津波、弾道ミサイル発射などの緊急事態に通知されるJアラートに対応していないそうです。
これを可能にするアプリを自分でインストールする必要があります。
楽天でんわ

10分かけ放題は「楽天でんわ」というアプリを経由させた場合に限り有効です。
スマホから普通にかけてしまうと料金が発生しますので注意が必要。
また、110、119などの緊急ダイヤル、その他3桁番号(時報、天気予報など)に電話できませんので、楽天でんわアプリを経由させずにかける必要があります。
解約手続き

楽天モバイルを解約するときは「メンバーズステーション」でのみの手続きになるそうです。
メンバーズステーションとは簡単に言うとからWeb上のマイページみたいなものです。
ドコモでいう「My docomo」的な感じ?
解約受付は毎月15日までに行えば当月末で解約できますが、16日以降は翌月扱いとのことですのでタイミングを間違えると1ヶ月分の料金が余分にかかることになります。

 

ちょっと気になったところはありましたがすべて許容範囲内でしたので私はそのまま契約しました。

 

全体的な流れをまとめると、新規かMNPかの確認後にプラン選択(端末をセットで購入する場合は機種選択)して契約内容・注意事項の説明を聞き同意できれば契約書にサインといった感じです。

こちらが用意するものは、本人確認書類、MNPの10桁番号、支払いに関するもの(口座番号、デビットカード、クレジットカードのいずれか)の3点で、印鑑は要りませんでした。

 

契約手続きは以上で完了、開通作業の時間潰し含め大体2時間くらいで終わりました。

 

最後に

docomoからMNP取得し楽天モバイル契約をこんな感じでやってきました。

今回初めて他社への転出手続きをしてみましたがなかなか面白かったです。

この制度を利用して思ったのは、番号持ち出しの手続きはまったく手間ではないということです。

もっと複雑かと思ってましたが移転先での開通も契約完了から1時間ほどでしたしちょっと感心しましたよ。

 

あとはどこの事業者を選ぶかですね。

契約してから「あ゛ぁ゛、転出した意味がぁ!」とならないところをいかに見つけるかです。

そういった意味では楽天モバイルは半々な感じだと個人的に思います。

私も妻もたまたま楽天ドップリ人間でしたから割引サービスや携帯利用で楽天のポイントも貯まるなどの恩恵をかなり受けることができます。

しかし、そうでない人にとってはどうなんだろう?と少し感じました。

 

今回のことで他の格安SIM事業者をあらかた調べたのですが、新規・MNPにかかわらず申込者全員を対象にした入会キャンペーンをしているところが多くありましたし、どの事業者も魅力あるプランを打ち出していました。

楽天モバイルは楽天をよく使う人にとっては最適な格安SIM事業者の1つかもしれません。

どちらかといえばお勧めもできますし悪くないと思います。

しかし、楽天モバイルと同等かそれ以上の格安SIM事業者が他に存在するのも事実です。

もし格安SIMを検討しているようでしたらご自身にとってベストな事業者を見つけてください!

 


 

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